ユーラシア探訪記④ ~ヘルシンキ~
イスタンブール→ヘルシンキ
ヨーロッパは北部から南下しながら観光していく計画なので、フィンランドまで飛行機で移動することにした。ということでイスタンブールからフィンランドはヘルシンキへ。ちなみにここからは一人旅。
ターキッシュエアライン。
ヘルシンキ着。入国カード等はなく、入国審査で簡単な質問あり。しかしこれ以降は帰国するまで
の範囲内でしか移動しないので、審査等なく移動することになる。なんて便利なんだ...。
空港から市内までは鉄道が通っていて、わかりやすいように標識、案内図があるのでスムーズにプラットフォームまで行ける。改札がないので券売機でチケットを買い、電車が来たらそのまま乗り込む。フィンランド...というよりヨーロッパの多くの地域でバス、トラム、電車等の公共交通機関には改札というものがない。また乗り込むときにチケットを確認する人がいるわけでもない。定期的にチケット確認のスタッフが乗り込むor私服のスタッフがすでに乗り込んでいて、抜き打ちでチェックさせられるというのだ。もし無賃乗車していた場合、多額の罰金が科せられてしまうというから、怖くて不正なんかできない。(割としている人はいる...とかいないとか)
私はいちいちチケットを買うのも面倒だし、なんだかんだ何度も乗ってしまいそうだと思い、3 days ticketというものを購入した。チケットを有効化してから3日間使えるチケットで改札等ないのでカバンの中にでも入れておけば、3日間、頭を空っぽにして乗りまくれるというわけだ。ヘルシンキを離れる頃に思ったが、ヘルシンキは非常に狭い範囲に観光地が収まっているので、交通機関を利用しなくても歩きで何とかなる場合が多い。3日分も必要なかったというのが正直なところ...。
今回泊まったホテル。というより学生寮みたい。それもそのはず、普段は学生寮として使われているが、夏休みの間はホテルとして活用されているんだとか。部屋にキッチンがついていて、自炊ができる。さらに目の前にスーパーがあるというんだから、自炊しないわけにはいかない。というのもヘルシンキは外食高めで2泊3日毎食、外食していたら金がかかって仕方がない...。
さすがに自炊すると安く済む。自炊といってもあまり凝ったものはできないので、味付けの必要がないように、パスタとパスタソースを買うことに。
人によっては、これは自炊ではない、って言うと思う。
ちなみにこのサラダは自分で盛り合わせて計量して、重さに応じて支払うシステム。野菜不足だけは回避したい。
我ながらあまりおいしそうには見えない。けども味付けは、食品会社様によりなされたものなので問題なし。
ヘルシンキ2日目
昨夜はなかなか寝付けなかった...。というのも今は6月なので1年で最も日が長く、0時でも外が明るい。
アイマスクを持ってきていることを思い出して使ってみたところ、それからは良く眠れた。
というわけでどこに向かうわけでもないけど、だらだら部屋で過ごしたらまずいので、まず外に出る。迷ったらとりあえず海を目指せという言葉はないが、目的地がないことにはどうにも動きづらいので、港を目指して歩いてみる。
HAM(ヘルシンキ市立美術館)。ショップにムーミングッズが売ってた。これがなかなか高くて手が出ない。まだ買う機会はあるので今はパス。
ピンクパンサーのウォールペインティング。
さらに歩くとカンピセンターなるショッピングセンターが出現。地下鉄の駅、バスターミナル等ある。
アテネウム美術館。少なくともヘルシンキでは一番大きな美術館だと思う。入館料は大人⒖€。
フィンランドの美術史の解説が各パート毎にあり、博識になれる。なお解説に日本語は無いので頑張って英語を読もう。とにかく広いので全部見終わるころには大分へとへとになってた。美術館内にはレストランもある。
港着。
そこには市場があり多くの人で賑わっていた。Market Squareという場所で、どうやら真冬以外は毎日(?)開催しているらしい。
ムーミングッズをはじめ、様々な手芸品、雑貨、フルーツなどの生鮮食品から、ランチに最適なスオミフードまである。
ここでお昼を食べることに。
この店でvendaces and potetoes(シロマスのフライとポテト)というのを注文。€10。ヘルシンキ市内でのランチとしてはリーズナブル。
大量のカモメの襲撃にあう。気を抜くと飛びかかってくる。
食事を終え、海岸沿いをひたすら歩く。
ホテルに戻る途中、ヘルシンキ大聖堂。
今日の夕飯は昨晩の材料の余りで全く同じパスタ。外食高いから...。
レモネードのアルコール飲料。つまり...レモンサワー。
ヘルシンキ3日目
今日はいよいよヘルシンキを出発して南下する。フェリー乗り場へ...。
さようなら、ヘルシンキ。